活動方針・活動計画

第13期-第14期 活動方針

ビジョン2030の実現に向け、第13期、第14期は「組織力を高める」ことに注力します。活動の基盤で ある支部組織運営の強化、新たなネットワークづくり、WEBによる情報活用より現場に近い単位での課題解決力を強化します。

1. 組合ネットワークの再構築(組織×つながり×情報からの組合ネットワークの拡大)

最重点の支部組織体制を主軸とした活動基盤に置く組織のネットワークに加え、グループの枠を超えた、多様な働き方、ライフスタイル、学びの機会等の新たな切り口でつながるネットワークの構築を目指します。 更に、WEBを柱に全組合員との情報共有をサポートできるSNSを更に活用させていきます。

1. 支部の自律に向けた支部活動基盤の更なる強化

  • 組合員に一番近い事業所(支部・分会)を起点に組合活動ができる活動基盤を構築します。
  • あるべき支部が自立している状態を組織で議論し続けられる機会をつくります。
  • 支部組織体制、支部執行委員会、労使協議会、支部総会等に対する組織目標を共通化します。
  • 組合員が組合を知る機会をつくります。

2. 「つながる」を意識した、活動における共感や共同体験・学びからの新たなネットワークの構築

  • ライフスタイル(育児・介護・趣味・健康など)や年代別のつながりをつくります。
  • 流通視察や地域活動(ユニオン村や社会貢献など)の参加者からのつながりをつくります。

3. WEBを柱とした組合員との情報共有で「つながる」ツールの活用

  • LINE登録の拡大による、全組合員と直接つながる情報ツールを構築します。
  • 支部活動、新たなネットワークをサポートするSNSによる情報ツールを構築します。
  • WEBを活用し、組合活動を効率化(ペーパレス・生産性の向上)します。

2. 会社の成長と経営課題に対する取り組み

会社の成長の為に、労使が一丸となって経営の課題に向き合い課題解決することで、労働組合の基本機能である雇用の確保・労働条件の維持向上を果たします。

1. 個社・地域グループ単位で行う会社の成長・職場の課題解決に向けた労使協議・教育の構築

中央主体の統一労働条件交渉や課題解決から個社・地域グループが主体となって経営課題・職場の課 題解決に向けた協議体制・教育活動を目指します。

  • イオンリテール㈱は地域グループ毎に要求~交渉~妥結にむけた統一労働条件交渉に挑戦します。
  • 労使協議・課題解決を支えるグループ役員の教育の機会とネットワークづくりを実施します。

2. 労働協約締結会社の分組を見据えた更なる自律に向け、個社毎の組織体制や課題に応じた、 統一労働条件交渉・役員教育の機会を構築します。

3. 私たちの生活やくらしを善くするために地域や社会との関わり

「私たちの幸せ実現」の為に必要不可欠な労働条件や働く環境に加え、私たちの暮らしに不可欠な地域や社会との関わりを強化します。

1. 組合員一人ひとりが、「社会とかかわることの大切さ」について理解を深められるよう、中長期的な視点で活動を日常化することを目指します。また、私たちの生活やくらしの課題解決に向け関係する方々、 団体と連携して活動を行います。

2. 地域社会との信頼関係を構築するため、地域に根差した活動を行います。

4. 組合員の意識を把握し、様々な環境の変化に対応できる新たな組合活動の検討

組合員の意識の変化を把握し、新たな組合活動(組織運営・課題解決、地域・政治との関わり)を検討していきます。

1. 組合員を対象とした総合意識調査による、組合員意識の把握と分析をします。




第14期 活動計画

第14期は活動方針(第13期-第14期)をより具現化するために、第13期に取り組んだ様々な活動をさらにブラッシュアップしていきます。その中でも第14期は①経営対策(生産性向上)活動と②政策政治活動に重点を置き組織全体で取り組みます。またあらゆる活動機会においてビジョン2030につながる活動を意識して進めます。

1. 組織力強化に向けた組合ネットワークの再構築

支部組織体制・支部組織運営を活動の基盤として最重点に取り組みます。支部組織のネットワークに加え、多様な働き方、ライフスタイル、学びの機会等の新たな切り口でつながるネットワークの構築を目指します。更に、WEBを柱に全組合員との情報共有をサポートできるSNSを更に活用させていきます。

支部での活動が出来ている状態とは・・・

≪定性的目標≫

  • 組織(職場に組合がある)
    ①支部の組織体制が整い機能している ②双方向コミュニケーションが成立している ③組合員全員が組合活動に参加参画している ④支部総会(集会)が組合員の参加によって正常に成立している
  • 教育(役員がリーダーの役割を果たしている)
    (課題認識→課題化→課題解決のサイクルが回る、団結力・統率力・実践力がある)
  • 情宣(支部目標が全組合員に浸透している)
    組合員に知らせるべき事項をタイムリーに正確に周知徹底することができ、ビジョン・方針(計画)を組合員が理解している

≪定量的目標≫

自組織の状態を認識し、各支部で定量的目標が設定できる

1. 支部の自律 ― 支部活動基盤の更なる強化(最重点取り組み)

  • 組合員に一番近い事業所(支部・分会)を起点に組合活動ができる活動基盤を構築
  • ● 組織としての共通目標を持ち、全員共通の指標(支部カルテなど)を基に目標の進捗状況を把握し、活動を推進します。

    共通目標:支部組織体制、支部執行委員会、事業所労使協議会、支部総会
    ● 支部の重点活動を職場の課題解決とし、支部で課題解決ができる組織体制を構築します。
    ● 期首や支部役員が変更になるタイミングで、特別支部執行委員会を開催し、支部の運営方法や年間の活動計画等についての確認を行います。
    支部集会、支部総会などで集約した組合員の意見をもとに、支部執行委員会で企画し、支部で実施する組合活動で組合員の参加関与度を高めます。
    ● 毎月支部執行委員会を実施し、支部活動の円滑化と、労使による協議(労使協議会・安全衛生委員会)前の集約した課題精査を行う作戦会議の場とします。

    ● 支部の組織強化について、会議体や委員会で支部の自律に向けた意見交換や好事例の共有ができる機会を設けます。
    ● すべての新組合員に対し、組合活動に対する理解を深め、組合員の権利と義務について知る機会を確実に実施します。

2. 「つながる」を意識した新たなネットワークの構築

    ● ライフスタイルや年代、地域など新しい切り口からの参加関与機会を検討し、参加者同士がつながる組合ネットワークを拡げていきます。
    ● 組合活動実施における企画立案などの諸準備や、支部とゾーン・グループ・中央との情報共有等に対して、新たなしくみを検討し、更なる実用化を進めます。
    ● HPやLINEを活用して、組合と組合員が相互に情報発信できるネットワークづくりのシステム構築を行います。(運営管理、組合員が自由に参加募集できる場など)
    ● アッ!とイオンレシートキャンペーンLINE応募一本化を基軸に、全組合員のお友だち登録を目指し、LINEが組合員と直接つながる情報ツールの主軸になるよう活動を進めていきます。

3. 広報

    ● HP・LINE・広報誌を連動させ、発行更新をタイムリーに実施し、組合員へ鮮度のある情報を発信していきます。
    ● 中央主幹の機関誌『ミライロ』を年4回発行します。ワーカーズクリップはグループ主幹とし、発行頻度(2か月に1回以上)、発行媒体はグループに応じた進め方とします。

4. 教育

  • 組合役員の役割に合わせて学ぶ機会の実施
  • ● 重点項目について共通認識を持ち、お互い学び合う機会として以下の会議を実施します。
    AR全国ゾーン議長フォーラム(年2回)
    …講演(労働運動、リーダーシップ)、好事例共有、ネットワーク作り
    全国支部長フォーラム(年2回)
    …好事例共有、(統一交渉・政策政治など)
    ● 自律したグループ運営に必要な知識を学び合う機会として労働協約締結会社グループは、積極的に上部団体等の教育機関に派遣します。
    ● 支部・ゾーン・グループ役員それぞれの役割に応じた教育機会としてユニオンスクールをグループにて実施し、実施状況については全体把握を行います。
    ● 組合役員として必要な知識や気づきを得る場として、以下の役員セミナーを実施します。
     戦略セミナー
     ファシリテーションセミナー
     新任中央執行委員研修(新任中央執行委員対象)
     ハラスメントの防止策についての教育機会
     内部統制勉強会(専従者、中央役員、グループ執行委員)
    ● 課題解決に必要なスキルを習得するために上部団体教育機関等への派遣を行います。
    ● 上部団体活動に常時参加する対外担当者向けに、新任対外担当者セミナーをグループ単位で実施します。
  • オルガナイザーとして必要な知識・専門性をもつ人材の育成
  • ● 専従者として必要な知識・専門性を高める機会として、教育体系に沿った教育を実施します。

    ◆イオンリテールワーカーズユニオンらしいオルガナイザー(自律的な活動家)とは
    ● 組合員一人ひとりにとって現実に困っていることを、そばに寄り添い、課題認識、傾聴、課題解決、信頼関係を構築できる人。
    ● 多様性を認め合い、受け入れ、違いを活動の中に活かせる柔軟性を持ち、信頼感、一体感を創り出し、協働を築く、しなやかなリーダーシップの発揮できる人。
    ● リーダーとして自己の感情・価値観・基本的欲求や恐れを理解する自己洞察力を持ち、自己尊重・自負心を持つ人。

    ◆専従者とは
    ● イオンリテールワーカーズユニオンらしいオルガナイザー(自律的な活動家)としての力を強く持ち、知識、専門性(労働法、経営分析対策能力など)を高め、組合員の想いの代弁者であることに覚悟を持つ人。

  • 組合員の学びの機会
  • 組合員が参加し、学び合い、つながる機会を創出します。
    (オンライン企画、流通視察、国会見学、地域交流、ちょい旅、次世代企画など)

5. 総合意識調査

    総合意識調査の結果を組合員へフィードバックします。また調査結果を基に今後の活動方針、活動計 画に反映させていきます。

2. 経営・職場課題に対する取り組み

1. 安全・安心に働ける職場環境

  • 心身ともに健康で働く
  • ● 安全衛生委員会は、「健康増進・労働災害防止・長時間労働抑制 等」についての進捗と対策を話し合う場とし、職場の安全・健康を促進する働きかけができるようにしていきます。
    ● 店舗や事業所の施設の点検箇所を明確にし、安心して働ける環境整備を行います。
    ● 働き方の改革(実労働時間削減)、上部団体と連携し総実労働時間短縮に向けて取り組みを進めます。

2. 経営課題・職場の課題解決に取り組む

    2023統一労働条件交渉結果、大幅な賃金引き上げが人材への先行投資として実施されました。今後もこの流れを継続させるためには、会社が永続的に利益を出し続けることが必須です。新たな経営課題に対する取り組みを第14期は更に組織全体で進めていきます。具体的取り組みは、本部実施に加え、グループも重点的に取り組む項目を選択して実行していきます。

    目的
    ✓ 「自ら学び成長しようとする意識」と「果敢に挑戦しようとする意識」=「自ら考え、行動を起こす」を組織内に醸成することで会社の永続的発展と労働条件の向上し続ける状態を目指す
    ✓ 組合員の成長を支える活動への投資

  • 会社方針の理解浸透
  • ● 労使で会社方針をともに理解する場を実施します。その理解した内容をもとに、各級労使協議会にて会社方針の理解を深め、会社方針の実現を目指し取り組みます。
  • 個社・地域単位で行う会社の成長・職場の課題解決に向けた労使協議
  • ● 事業所労使協議会にて職場の課題を把握し、優先順位の高い課題から解決します。
    ● 個社、地域グループが主体となって経営課題・職場課題の解決に向けた統一労働条件交渉に取り組みます。イオンリテール(株)は、本部要求(賃金・制度課題等)と地域グループ要求(地域における経営・職場課題等)に分けて取り組みます。
  • 生産性向上
  • ● 職場のムリ・ムダ・ムラを集約しスピード感をもって各級労使協議会で解決に向けて取り組みます。
  • 自社購買意識向上の取り組み
  • ● アっと!イオンレシートキャンペーンは、自社購買の意識向上の取り組みとして実施します。

3. 社会の変化やライフステージに合わせた働き方ができるしくみを構築

    ● 多様な組合員が自分らしい働き方やキャリアを考え、つながる機会をつくり、仕組みの提案につなげます。
    (ミライロフェスタ:育児 介護 シニア 健康など)
    ● 働き方の改革・ダイバーシティ推進を進めるため各社労使で学ぶ機会をつくります。

4. あらゆる格差是正に向けて労働条件の改善を進めます。

5. グループ共通福祉会(イオン健康保険組合・イオングッドライフクラブ・イオン企業年金基金・イオン社会福祉基金等)・上部団体・政治団体とも連携し活動を推進します。

3. 私たちの暮らす地域社会を善くする


私たちが暮らす・働く地域における課題に主体的に関わり、解決に向けた活動を推進します。

1. 社会との関わりの日常化と課題解決に向けた枠組みづくり

  • 社会との関わりの日常化
  • ● イオンで働く従業員が社会との関わりを感じられるように、日常的な政策推進活動を推進します。
    ● 支部を起点に、関係団体や組織内議員・パートナー議員・上部団体を通じて関わりのある議員等と情報交換会や交流の機会を創ります。
  • 課題解決に向けた枠組みづくりにむけて
  • ● 支部を起点に、組織内議員・パートナー議員・上部団体を通じて関わりのある議員等と連携し、課題解決できる枠組みを創っていきます。

2. 第27回参議院議員選挙に向けて

    ● 2025年施行予定の第27回参議院議員選挙は、田村まみ2期目の挑戦にむけて関係団体と連携して組織の総力を結集し取り組みます。

3. 地域に根差した活動

    ● イオンで働く従業員がより地域に根差した支部・店づくりに関われるために、下記のステップをもとに新たな切り口で「ライズセミナー」「インボルブセミナー」を実施します。セミナーの学びから人間力を高め、積極的・永続的に地域との信頼関係が構築できる支部・店を目指します。

4. 関連団体との連携

    ● くらしと社会の総合政策研究ネットワーク(くらし総研)や夢未来の会、イオンクラブ、などの関係諸団体と連携し、地域や社会の問題解決について理解や関心を高める活動や活動の広報を推進します。

5. 社会貢献と地域交流を通じて、社会とのつながりを感じる

    ● 「マイハート基金」を恒常的なボランティア(募金)活動の受け皿として、より身近な社会貢献活動として事業や支部活動の際に活動紹介・啓蒙を行い、組合員のボランティアマインドの醸成を図ります。
    ● イオングループが労使で取り組む、「イオンハートフル・ボランティア」と連携し、参画します。
    ● 上部団体の社会貢献活動にも積極的に参画します。

4. 共済・福祉~組合員であることで享受できるメリットを拡大します~

組合員とそのご家族の福祉増進と生活文化の向上、相互扶助の推進を図るための取り組みを進めていきます。

1. 組合員の生活メリットの拡大

  • UAゼンセン共済の加入推進
  • ● 本部とグループが連携して標準化して取り組みます(重点商品・活動期間、掲示物、チラシなど)
    例)重点商品:積立・年金共済、重点活動期間(秋・春)
    ● 共済手続きのIT化を推進します。(自動問い合わせ機能導入・各種手続きなど)
    ● 各種共済の手続き体制を整理し、構築します。

2. 人生100年時代に備える

  • ろうきん、全労済、上部団体などのメリット情報発信
  • ● 労働金庫や各ステークホルダーと連携し、ライフイベントごとに組合員が必要な情報を学ぶことができるセミナーを開催します。
    (定年退職前セミナー、マネープランセミナーなど)

5. 総務・財務・内部統制

約11万人の組合員を擁する組織として、活動を支える総務・会計のルール改善に取り組みます。組織のリスクマネジメントのためのリスク監査と、そこから見えてきた課題の解決に向けて取り組みを実施します。

1. 総務・財務について

  • 規定・ルール
    ● 活動環境を踏まえてルールの改善や運用について、見直し整備を行います。
    (新たなネットワークづくり(仮 総称組合ネットワーク)への経費負担の検討)
  • 総務・会計業務のデジタル化
  • ● オンライン活動拡大に対応した参加費支払方法の運用開始
    ● 旅費精算システムをグループへ導入を進めていきます。
  • 危機管理
  • ● 防災トレーニングの実施(全体年1回、グループ年1度)

2. 内部統制について~「内部監査」による業務改善を進めます~

内部統制を進めるにあたっての3つの基本認識

    イオンリテールワーカーズユニオンは約11万人の大きな組織です。より一層、組織内外の信頼に応える運営を実現することを目的として内部統制を行います。

    ①【活動推進として】
    組織の目標が支部組織にまで理解され、目標に沿った活動が組織全体で行われているかを確認し、組織全体の円滑な活動運営を促進します。

    ②【リスク対応として】
    不測の事態を未然に防止し、活動が適正に行われるような管理体制の整理・改善を促進します。

    ③【説明責任として】
    組合活動の状況を網羅的に把握でき、組合員に対する説明責任を果たすことを促進します。
    大事なこと、当たり前のことを当然のように行える組織、自信を持って誇りを持って活動できる組織、人が変わっても継承できる組合員のための組合組織を目指します。
    ● マネジメントリスクとは、組織運営全般に関するリスク 理念、ビジョン、方針、運動観の浸透など
    ● オペレーショナルリスクとは、活動の基本業務に関するリスク 情報管理、活動中の事故、不正、現金盗難など

  • オペレーショナルリスク・マネジメントリスクの改善
  • ● リスク監査結果を基に地域グループ業務改善ミーティングを実施します。
  • 内部監査を推進するための人材育成
  • ● イオンリテールワーカーズユニオンのルールの背景を知る機会として内部統制勉強会を開催します。

3. 総務・財務(内部統制含む)体制について

  • 総務会議を開催します。(年2回 対象者 書記、総務財務共済担当)
  • ● 総務・財務・共済の担当者として、会計業務や活動ルール、共済の取り組み進捗などの情報共有を行い、改善に向けて検討を行います。
  • 内部統制推進会議を開催します。(年1回程度 対象者:中央監査・グループ監査)
  • ● 内部統制を理解し、監査の役割と監査方法を学ぶ。監査を通して、グループの傾向と課題を把握し、業務改善提案を行います。
  • 内部監査体制として中央監査7名と、グループ監査を配置します。

6. 上部団体活動

上部団体と連携し、社会の問題解決を進めるための人材の派遣や活動を支える役割を担います。

    ● 上部団体で決議した取り組みに対して、イオンリテールワーカーズユニオンとしての取り組みの方向性を決定し、活動を進めていきます。
    ● 流通業界の公正労働基準確立に向け、上部団体主要ポストに、イオングループ労働組合連合会と連携しながら戦略的な派遣を行います。

7. 組織体制・会議体

活動計画を実行するために、以下の組織体制・会議体を設置します。

1. グループ・書記局体制

    ● GMS7グループ(北関東・南関東・北陸信越・東海・近畿・中四国・本社)
    ※本社グループはイオン商品調達(株)、出向者を含みます
    ● MV3社グループ(MV南東北(株)・MV関東(株)・MV北陸(株))
    ※イオングループ労連と連携し単組化を視野に入れた組織体制とします。
    ● 労働協約締結会社7グループ
    (イオン(株)・イオンアイビス(株)・イオンライフ(株)・トップバリュコレクション(株)・R.O.U(株)・イオンバイク(株)・イオンリカー(株))
    ※統括議長・統括事務局長を配置します。イオングループ労連と連携し、各社の自立運営に向け、組織体制や活動量に応じて運営強化のサポート、教育派遣等を行います。
    ● 本部書記局に、「政策局」「政治局」「組織局」「総務・財務局」「事業・広報局」を設置します。

2. 職務分掌

  • 分会・支部
  • ● 組合窓口を配置できる最小の単位を分会とします。
    ● 労働協約に基づく労使協議ができる単位、もしくは定期的な組合活動が実施される単位を支部とします。
    ● GMS支部はMGR単位を基本に役員を配置し、支部内のレポートラインを確立します。その他の支部も支部内組合員とのレポートラインが確立するように役員を配置します。
  • ゾーン
  • ● 対峙する経営幹部がおり、職場の課題解決を図ることができる単位をゾーンとします。
    ● ゾーンは支部活動を統括するとともに、ゾーン内の相乗効果が高まる活動・運営を行います。
  • グループ
  • ● 各社・カンパニーに対峙する単位をグループとします。予算・活動の立案・執行に権限と責任を持ちます。
  • 中央

3. 会議体

    ● 規約に基づく会議に加え、中央執行委員会の諮問機関として委員会・プロジェクトを開催し付託された議題や課題について検討を行い、中央執行委員会に答申します。
    ● グループはグループ執行委員会・ゾーン運営委員会・支部執行委員会の開催と運営統括を行います。必要に応じて専門委員会等を開催します。
  • 会議
  • ● 中央執行委員会(月1回程度)
    方針の実現に向けた進捗確認を行うとともに、組合活動に関わる重要議案の審議等を行い、確実な執行を図ります。
    ● グループ議長会議(月1回程度)
    運営に関わる重要事項・緊急事項の検討と、中期的な戦略の起案を行います。
  • 委員会
  • ● イオンリテール(株)政策委員会(年10回程度)
    イオンリテール(株)の労働政策に関する課題や統一労働条件交渉の要求内容について検討します。
    ● 組織委員会(年10回程度)
    支部組織強化に向けた組織目標について進捗の管理と、好事例の共有、課題解決に向けた対応策を検討します。
  • プロジェクト
  • ● イオンリテール(株)生産性タスク(年10回程度)
    イオンリテール労使生産性PTと連携しながら、職場のムリ・ムダ・ムラの解決とDX定着に向け取り組みます。
    ● 政治活動対策プロジェクト(年10回程度)
    2025年施行予定の第27回参議院議員選挙に向けた対策を実行します。