委員長あいさつ

日頃よりイオンリテールワーカーズ
ユニオンの活動にご理解・ご協力
いただきありがとうございます。
本部を代表しご挨拶をさせていただきます。

本年2020年は、本来であれば世界の平和を願うスポーツの祭典としてオリンピックが東京で盛大に開催され、世界各国から多くの方が日本を訪問される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により人々の移動が制限され、また私たちの暮らし方・働き方も大きく変化せざる得ない年となりました。

この状況下でも、お客さまの生活や地域を守るエッセンシャルワーカーとして、感染するリスクの不安と闘いながら、お店をはじめとする事業所で、働き続けて頂いた組合員の皆様には改めて感謝と敬意を表したいと思います。また感染された方々とそのご家族に対して、心よりお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方々に心よりお悔やみを申し上げます。

新型コロナの感染拡大は未だに沈静化しておらず、引き続き大変な状況が続きますが、職場の課題を把握し労使で話し合い、お客さまや組合員の皆様が安心して買い物や仕事が出来る環境をつくっていきたいと思います。

イオンリテールワーカーズユニオンは、2011年6月に3つの労働組合が統合し10年経過しました。その間、組合員の皆様の力添えにより、ビジョン実現に向けた組合活動を進めてくることが出来ました。 昨年2019年には田村まみ参議院議員が誕生し、新人議員ながら国会内で様々な場にて、流通業で働く代表として、流通産業やコロナ禍による労働者の課題を解決すべく、議員活動に邁進しております。このように田村まみ参議院議員が活躍できているのは、皆様から頂いた票とともに、同じUAゼンセン出身の先輩議員である「かわいたかのり」参議院議員の力が大きく影響しております。 今後も「かわいたかのり」「田村まみ」が連携していくことで、私たちが暮らす社会や働く産業がよりよいものになっていくと思います。そのためには私たち自身が社会の一員として、社会や産業を善くしていくという想いをもち、行動することが何よりも重要だと思います。

定期中央大会で承認された第11期活動計画の一つ目の項目は「全員参画による組合活動の実施」としました。その想いは、社会が大きく変わろうとしている時代を乗り越えていくには、一個人や少数のなかまではなく、全ての組合員がつながり、認め合いながら、新しい価値観を生み出すことで実現ができると考えたからです。今グループ大会にご参集頂いた皆様とともに全員参画を行っていき、私たちの幸せを実現していきたいと思います。

最後に、皆さんの活動に心より敬意を表するとともに、また引き続き組合活動への参加参画をお願いし、ご挨拶とさせて頂きます。

2020年10月15日 イオンリテールワーカーズユニオン 中央執行委員長 村上 哲朗