考えることをあきらめない(ユニオンスクールコースⅢ 第1ステップ報告)
2025年4月10日(木)-11日(金)に26名(事務局含む)がビジョンセンター東京日本橋に集まり、グループ・ゾーン役員を対象にユニオンスクールコースⅢ第1ステップを実施しました。
初日は、外部講師の丸谷公一先生より課題解決力セミナーを受講、GROW(Goal⇒Reality⇒Resource⇒Options⇒Will)モデルと呼ばれるフレームワークを学びました。このモデルでは、Goal(理想)からReality(現状)を考え、問題を洗い出し、なぜなぜ分析を行い真の要因に対する対策を立てます。参加者はフレームワークを知っているのと知らないのでは考え方や話し方が変わり、日々の生活に活かすことができるという感想がありました。

2日目は、「組合活動」をテーマにGROWモデルを使って実行計画を立案しました。普段、じっくりと労働組合の活動について考える機会がない中で、日頃から役員として活動していて出てくる問題を分析し、理想の姿になるための対策を検討しました。チームで支え合いながら実行計画を立案し、発表し合いました。参加者は充実感にあふれた2日間を過ごしました。
丸谷先生の言葉で、「私の子どもたちとの会話では『難しい』は禁止し、何が難しいのかを言語化するようにしています。」という話を紹介されました。「難しい」という一言が思考停止にしてしまう悪魔の言葉だったとは、参加者は納得と驚きでいっぱいでした。
今後、チームで考えた計画を実行に移す期間を第2ステップとし、各地域に戻って実行に移します。その結果を第3ステップとして、8月28日(木)に発表する予定です。



